歯科医師になったきっかけ
私は幼い頃から 答えが明確な科目が好きでした。数学や物理のように原理が明確で、結果が理由と論理で説明できる勉強が性に合っていました。
興味深いことに、歯列矯正は医療分野の中でも物理的概念が最も深く適用される領域です。人体の一部を実際に '動かして' 変化を生み出す分野である点が、私には大きな魅力として感じられました。
また、夢が多く純粋なエネルギーを持つ思春期が好きでしたので、そのような子どもたちの歯と成長をともに見守る矯正診療は、私にとって自然な選択でした。
臨床の専門性
矯正診療の中でも私は 3級不正咬合の患者さまに対する非外科的カモフラージュ治療に多くの経験と自信を持っています。
複雑な条件を一つひとつ解きほぐし、手術なしでも満足のいく結果を導き出せたとき、矯正の本質的な魅力を改めて感じます。
診療スタイル
私の診療スタイルを一言で表すなら
矯正治療は短ければ数か月、長ければ2~3年かかる長い道のりです。そこで私は、いま何をしているのか、なぜこの過程が必要なのかを患者さまに十分にご説明し、ご理解いただくことを原則としています。情報を共有し、ともに治療の方向性を理解できると、治療過程そのものがぐっと楽になります。
診療哲学
矯正治療で私が最も大切にしているのは
すべての歯の移動には適切なタイミングがあります。患者さまに最も短い期間で最大の効果をもたらせる '治療の適期'を見極めること、これこそが矯正診療の核心です。治療前の分析と計画に十分な時間を投資する理由も、まさにここにあります。
患者さまへのアドバイス
矯正中の衛生管理はいくら強調してもし過ぎることはありません。矯正装置の周囲にはプラークがたまりやすいため、正しい歯みがきと衛生管理が治療の質を大きく左右します。
印象に残る診療
重度の開咬で他院から手術を勧められていた患者さまが印象に残っています。ご相談の結果、非外科でも十分に改善可能と判断して治療を開始し、長い時間をともに努力した末に満足のいく結果を得ました。
最近の関心分野
最近は インビザライン(Invisalign) 装置で多様なケースを治療する方法を集中的に研究しています。透明矯正は技術の進歩とともに適用範囲が急速に広がっており、患者さまの満足度も高いです。新しい技術の変化に遅れを取らないよう継続的に学び、より多くの患者さまに丁寧な治療を提供してまいります。
プライベートな一面
同僚は私のことを "落ち着いていて誠実な人"と言います。矯正診療は継続性と繊細さが重要な分野ですので、このような性格は診療にもよく合っていると考えています。
日常では 赤ちゃんと愛猫と過ごす時間が私の大きな幸せです。育児を通じて身につけた繊細さと忍耐が、診療にも良い影響を与えています。