歯番号の表記法、FDI・ユニバーサル・パーマーを一度に整理
歯番号の表記は、迷ってしまっても大丈夫です。正しく一致させれば安全です。
このページにたどり着いた方は、たいてい次のどちらかです。表記に初めて触れた方か、異なる表記で混乱している方。結論から申し上げると、3つの方式はどれも正しく、同じ歯を指しています。
「右上の6番ですか?」「先生、アメリカの番号では3番じゃないですか?」診療室で最もよく交わされる会話です。不安になるのは自然なことです。間違えたら大変だと心配になりますから。
- 代表的な表記はFDI、ユニバーサル、パーマーです。名前が違うだけで、指す歯は同じです。
- FDI(2桁)表記は韓国国内と国際的に広く使われています. ユニバーサルは米国中心です。
- 混同を減らすには 位置+名称を一緒に伝える習慣が安全性を高めます。
歯番号の表記は、なぜこんなにいくつもあるのでしょうか?
歯科の記録は国や学派によって伝統が異なってきました。そのため、地域に合わせた表記がそれぞれ発展しました。 名前は違っても、歯は同じです. 表記の「翻訳」さえ正確なら大丈夫です。
国際交流が増える中、統一が議論されてきました。その結果、FDIの2桁表記が学術分野や多国籍の現場で広く採用されています。米国の臨床ではユニバーサル表記が依然として根強いです。
| 表記 | 主な使用 | 例 |
|---|---|---|
| FDI(2桁) | 国際、韓国内 | 右上の第1大臼歯 16 |
| ユニバーサル | 米国 | 同じ歯 3 |
| パーマー | 英国の伝統・矯正 | ┘6 |

最もよく使われる表記はどれですか?
韓国および国際学界ではFDIの2桁表記が最も広く用いられています。
FDIは象限と歯の位置を2桁で表します。1桁目は象限、2桁目は前からの順番です。記録にも口頭の伝達にも明瞭です。
ユニバーサルは1から32までを時計回りに付番します。米国の文献や電子カルテで一般的です。パーマーは象限記号と数字を組み合わせます。矯正の診断図でよく見られます。
FDI、ユニバーサル、パーマーの表記はどう読めばよいですか?
原則はシンプルです。FDIは象限+順番、ユニバーサルは1~32、パーマーは象限記号+数字です。
例えば、同じ歯を相互に置き換えてみると理解しやすいです. 右上の第1大臼歯を基準に見ていきます.
| 歯 | FDI | ユニバーサル・パーマー |
|---|---|---|
| 右上第一大臼歯 | 16 | 3 / ┘6 |
| 左上の前歯 | 21 | 9 / └1 |
| 右下の犬歯 | 43 | 27 / ┘3 |
記号が違うだけで、考え方は同じです。上・下、左・右、前から何番目かに基づきます。一度表に慣れれば変換は簡単です。
乳歯はどのように番号を付けますか?
FDIは乳歯を5~8の象限で、ユニバーサルはA~Tで、パーマーはA~Eで表記します.
乳歯は本数が20本です。ですので体系もシンプルです。次のポイントを覚えておくと混乱が減ります。
- FDIの乳歯: 5,6,7,8の象限を使います。例)右上の乳臼歯 55。
- FDIの乳歯の順番は1~5です。前歯が1、第二乳臼歯が5です。
- ユニバーサルの乳歯: A~Tで時計回りです。例)同じ歯はAです。
- パーマーの乳歯: 象限記号+A~Eです。例)┘Eが同じ位置です。
- 永久歯と乳歯の表記は文字体系が異なります. 文脈を必ず確認してください。
歯科で別の表記を使っている場合、混乱なく確認するには?
最も安全なのは、番号に加えて歯の位置と名前を一緒に伝えることです。
表記を切り替えるときは、確認手順が役立ちます。次の手順をおすすめします。
- まずどの表記体系かを確認し、記録の冒頭に明記しておきます。
- 番号だけでなく 上・下、左・右、歯の名前も一緒に確認します。
- X線画像に番号と矢印を併記しておきます。
- 電話やメッセージでは省略語を避け、省略せずに書きます。
- 最後に口頭で復唱します。 歯の名前と位置を一緒に口に出して確認すると安全です.
これらの手順は診療室の安全文化の一部です。表記の違いから生じ得るコミュニケーションエラーを減らします。
表記の違いによって生じ得る限界と注意点
番号だけがやり取りされると誤解が生じることがあります。特に他国のレポートをお持ちいただいた場合に起こりやすいです。表記を変換して確認すればリスクは下がります。
表記を取り違えると、別の歯を治療してしまう事故につながり得ます。そこで私たちは番号とともに位置を復唱し、画像にマーキングを残しています。手術安全チェックリストが合併症と死亡を減らしたという大規模研究もあります 1.
パーマー表記は、機器によっては記号が文字化けすることがあります。電子カルテではFDIやユニバーサルの方が伝達性に優れます。学術交流でもFDIの方が扱いやすいです。
ユニバーサルの1とFDIの11は別の歯です。数字が同じでも同じ歯ではありません。 まず体系を確認する習慣が最も大切です。
ご自宅で今すぐできるセルフチェックの方法
今日伝えられた番号が何を意味するのか、一文でご自身の言葉で説明してみると良いです。
簡単な確認だけでも混乱を減らせます。次のことをおすすめします。
- 鏡の前で上・下、左・右を指で確かめてみます。
- スマートフォンで歯を撮影し、画面に番号と名称を書き込んでおきます。
- FDIとユニバーサルの変換表を写真フォルダに保存しておきます。
- レポートの前書きを見て、どの表記体系が使われているかを確認します。
- お子さまの記録は、永久歯か乳歯かをまず確認します。
この手順を踏むと、診療室での会話がぐっとスムーズになります。記録もすっきり整います。
ソウルBD歯科ではこう考えます
表記はコミュニケーションの道具です。 正しくすり合わせる手順のほうが大切です。当院では診療の前後に、番号・位置・名称を併せて確認します。
天安(チョナン)のプルダン洞で診療しています。ご判断が難しい場合は、お電話(041-415-2892)でお問い合わせください。まず状態を確認のうえ、ご案内いたします。牙山(アサン)15~25分、セジョン30分、大田(テジョン)40分の距離です。
参考文献
この記事の医学的主張は以下の論文に基づいています。DOIをクリックすると原文に移動します。
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The New England Journal of Medicine DOI: 10.1056/NEJMsa0810119